生きる知恵

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これを言えば簡単に結婚できる!(女性編)

 さて、みんなは「これ一言言ったら結婚の可能性がぐっと上がる言葉があればいいのに」と考えたことはないだろうか。実はあるのである。人間が、相手に対してポジティブな印象を持つのは、ほんの一瞬の“インパクト”だ。特に言葉の威力は絶大だ。

 まず本題に入る前に、前提をいくつか挙げておく。

 一つは、結婚することは、男性よりも女性の方がはるかに簡単であることだ。これはもう、言うまでもなく歴然とした事実である。なぜかといえば、結婚するにあたって求められる能力が、男よりも女の方がはるかに少ないからだ。

 男は、収入、仕事の安定性、学歴、年齢、人柄、家事能力、外見の良さは全て当然のように求められ、これに加えて、いかに女性の様々な欲求を満たすかどうかを際限なく求められる。

 女は、男ほど収入は求められず、一定の年齢と人柄さえあれば、充分男性の結婚対象になる。(ただし、それなりに年齢を重ねている場合は苦労するのはもちろんある。ただしこれは、女性だけでなく男性もそうである。)

 以上が前提である。

 世に出ている女性向けの「こうすれば結婚できる」という情報は、実に的外れなものも多数あり、それに加えて、アピールや活動が全くうまくいかず結婚できない女性は大量にいる。なので、今回は女性が、結婚したい男性に対して、これを言ったら「この人なら結婚したい」と瞬時に思える言葉を、具体的な言い回し例で紹介する。これは、結婚生活の本質とリンクしながら、幸せな生活に結びつく道しるべとなる現実的な言葉だ。

 ただし、あくまでも今日紹介するのは、あくまで“言葉”である。これを言った後、あなたの行動、考え方が伴っていないと、ただのウソつきになるだけだ。よく読んで、自分の行動や考え方も伴うかどうかを考えてみることをお勧めする。

 では本題だ。

 

(1)「私、服とか鞄とか量販店でしか買わないんです」

 これは男性にはとても好印象を持たれる言葉である。結婚、つまり家庭を運営することは、常に適切な家計管理をする能力が夫婦共に必要である。特に平均的な所得の一般家庭では、ほとんどの世帯が服や鞄などは量販店で購入している。服や鞄などの、贅沢品に飛躍しやすい生活用品を量販店で購入するという女性に対しては、男性は「結婚したい」という気持ちが沸き起こりやすい。逆に、服や鞄を高額なお店で買って散財しようとする女性は、ほとんどの男性は結婚対象としては見ない。

 

(2)「私、自分のことを女子って言わないようにしてるんです」

 近年は、いい年した大人の女性が自分のことを「女子」という傾向が広がっているが、これはつまりこういうことだ。自分のことを「大人として未熟な女」とマイナスアピールしているのと同じである。これが結婚に有利に働くわけがない。自分で女子と言わないようにしているということは、今自分のことを女子と言う女性が多い現状を把握した上で、それは望ましくないという構図を理解していることを端的に相手に伝えることができる。

 結婚とは、精神的に自立した大人同士が生活を営むことだ。そして男性、女性共、相手が精神的に幼いのは避けたいはずだ。パートナーが幼いということは、そこで生じた不利益を自分がカバーしなくてはならなくなる。特に子どもができた場合、親が未熟で幼いと、子どもの生育に悪影響なのは言うまでもない。

 

(3)「ああいう〇〇のようなお仕事って本当に大切ですよね」(〇〇の三例:ゴミ収集作業員、農業従事者、電気及びガスの作業員)

 結婚でも、一人暮らしでも、大人として生活すれば、いかに多くの人の支えがあって自分の生活が成り立っているかは、少しでも周囲を見渡せばわかると思う。タダで食べ物や電気が手に入り、自分が出したゴミが処理されるわけではないのである。そして、世の中実に多種多様な仕事があり、特に人のライフラインに関わるものや公共性の仕事をしている男性は、あまり苦労が報われることがなく真剣に働いている人が多い。この言葉を男性に伝えれば、「この女性は世の中の仕組みをよく理解している、人への感謝をちゃんと持っている人だ」と伝わるのである。なお、言葉にする職種は上記のものでなくても、近い領域のものであれば他でもかまわない。

 

(4)「夜の営み、性行為は大切ですよね」

 これは、人間として生きていく上で不可欠で重要なものだ。人間は生物である以上、性行為は、食物、水、酸素と同様の役割を果たす。つまり、この言葉を聞いて男性が結婚したいと思うという以前のことだ。もしあなたが何らかの理由で、性行為が不可能な場合は、その状況を結婚前に正直に相手に話すべきだ。(子どもを作る、作らないにかかわらず)また、多くの男性は結婚前の時点では、結婚後に満足できるほどの性的機会があるかどうかを不安に感じているものだ。そういった話も、結婚前にしっかり話し合っておくべきだろう。

 

(5)「私、なるべく感情的にならないように気をつけているんです」

 これは、言い回しは他の言い方も色々あると思う。まず、男性は女性が感情的になった言葉や行動を非常に嫌う。女性自身も、そういう言動の人間は嫌うだろう。脳の仕組みとして、女性の方が大脳辺縁系の活動が盛んなので、生物学的な違いとして女性の方が感情を基軸とした言動が表れやすい。

 ただしもちろん、度を越えればこれはただのワガママになり、お互いの人間関係の破綻のきっかけになる。“感情的な言動=破綻“これは、夫婦関係に限らず、どこでも適用される方程式のようなものだ。もちろん人間なので、時には感情的になることは誰でもあるが、それを自分でコントロールしようとする姿勢があるかどうかが大切なのだ。これを端的に「私は感情的にならないよう気をつけている」と男性に伝えることで、「この人は、自分で自分のことを律する姿勢がある人だ」というメッセージとして伝わり、安心して結婚できる女性だと認識できるのである。

 

 以上5つである。婚活中の女性には実践してもらいたいと思う。実際にはこの5つ以外にも様々な候補もあるのだが、特に重要と思える5つを厳選した。お役に立てばありがたい。

(作・イキルちえ)

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