生きる知恵

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婚活と転職活動の共通点「短期決戦」

 さて、みんなは婚活をしているだろうか。さらに、転職活動をしたことがあるだろうか。このジャンルが全く異なる二つの活動、意外な共通点がある。それは、“短期決戦で計画性を持って挑めば成果が出る”というものだ。もう少し正確に言うと、事前の情報収集はある程度時間をかけて行い、実際にスタートしたら、短期間で勝負をつけるのが最適だ。目安としては、事前の情報収集は4ヶ月程度実践は2ヶ月程度だろう。

 今日は、婚活と転職活動それぞれ、情報収集と実践で何をすべきなのかを記載する。なお、こういう活動をする場合、ノートなどで情報をまとめながら行うのは基本だ。

 

婚活(準備)

自分のスペック、スキル、収入状況の確認(結婚時には多くの費用がかかる。結婚式、結納、引っ越し代等。ただしかかる金額は、やる内容によってかなり異なる)

結婚生活の目標の確認(仕事、住まい、子どもの有無など。子どもを作る場合、妊活時期、子育て期間の養育方法、働き方、教育方針などの自分の考えをまとめておく)

周囲の人的環境の確認(生活のアドバイスをしてくれる友人、子育ての手伝いをしてくれそうな身内がいるかどうか)

自分に合う婚活方法の確認(紹介してくれる友人や知人、異性と出会い交流できる機会があるかどうかの確認。結婚相談所を利用する場合は、どこを利用するかの情報収集。マッチングアプリは現状、婚活に不適切なので除外

結婚相手に求める条件確認(年齢、仕事、住まい、性格や考え方、子ども希望の有無など)全て希望通りの相手と出会えるとは限らないので、優先順位を決めておく。

※可能ならば、既婚夫婦、婚活で結婚した人のアドバイスを聞き、まとめておく。

 

転職活動(準備)

自分のスキル確認(経験、資格等)

希望の職種、給与、通勤範囲、勤務時間などの整理。全て希望通りの職場と出会えるとは限らないので、優先順位を決めておく。

自分に合う転職活動方法の確認。転職サイトやエージェントを使う場合、どこを使うかの情報収集。

※可能ならば、転職活動で成功した友人等のアドバイスを聞き、まとめておく。

 

婚活(実践)

・友人知人経由で紹介してもらう場合

 感謝の気持ちを伝えながら、お相手と会う日時を常時調整。ていねいにコミュニケーションを取る。

・結婚相談所の場合

①カウンセラーに自分の状況、考え、スペックを伝え、受けた助言の情報をまとめる。

②申し込みが来た場合(例:5人から)

 自分が申し込みしたい人を同数5人ピックアップ

③申し込みが来た人と、自分が申し込みしたい人の条件が乖離しすぎていないかを確認。乖離しすぎている場合は高望みの可能性が高いので、条件を見直す。

④上記の計10人から、申し込みが来た人3人申し込みしたい人2人の、計5人と顔合わせと仮交際を目指して行動。ここで1~2人に絞る。

申し込みが来た人の残り2人申し込みしたい人から残り1人を選んで顔合わせと仮交際を目指して行動。ここの3人から1人に絞る。

⑥最終候補となった2~3人と真剣に向き合い、いずれかの人と本交際に進めるようにして、成婚を目指す

 

転職活動(実践)

①これまで集めた情報から、「第一希望4社」「第二希望4社」に分類。

第二希望の会社から、まずは3社に応募する。残しておく1社は、応募する3社が想定外に希望とかけ離れている場合だったりした時に備えて予備としておく。3社に応募して手応えがなかったり内定をもらえない場合は、条件が合っていなかったり高望みの可能性があるので、応募先を再考する。

第一希望の3社に応募する。残しておく1社は予備としておく。第二希望の所も含め、内定をもらった会社を比較検討し、迅速に返答する。

 

 以上である。婚活と転職活動、双方の内容を見ると、とても内容が似ているのがわかるだろう。なお、記載している人数や会社の数は、状況に応じて調整して良いと思う。

 また、婚活は優先度の高い人から仮交際を目指しているが、転職活動の場合は優先度の低い第二希望から先に応募すると書いた。ここも、柔軟に状況を考えて調整して良いだろう。婚活は、女性が行う場合は特に競争率が激しく、人気のある男性はすぐに成婚してしまうため、優先度の高い人には早い段階でアプローチすべきだろう。転職活動に関しては、今(2023年現在)はどの業界も人手不足かつ売り手市場で転職者に有利なので、第一希望の会社がすぐに求人を締め切る可能性は低い。(もちろん業界や会社による)なので、状況を見極めて、まずは第二希望の職場から様子を見てから第一希望の職場と比較する方法で記載した。

 この実践期間は、2ヶ月あれば充分こなせると思う。3ヶ月以上など、必要以上に引き伸ばすのはあまり意味がない。自分のスキルやスペックが3ヶ月程度で急激に伸びるのはほぼ不可能だし、何より、結婚相手や会社選びは、相手の意向あってのものだ。ダラダラ長期間続けても、目移りして決断できなくなっていくだけである。ただし、婚活で友人知人の紹介でお付き合いを始めた場合は、2カ月以内などとあせらない方が良い場合も多いだろう。相手のペースに合わせながら、じっくりコミュニケーションを取っていくことが大切だ。この交際期間の時は、ダラダラとデート自体を楽しむだけにならないよう気をつけて、結婚に向けた具体的な話をすることが重要だ。

 

 短期決戦の本質は、あせって急いでやるということではない。人生の勝負所だと覚悟を決め、決まった期間に時間とエネルギーを集中させて目標に取り組む、ライフステージの一部である。長い人生、何度かはこういう勝負所があるものだ。

(作・イキルちえ)

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